Mind


特徴

Windows用アプリケーション開発 (Mind Version 7.2 for Windows)、UNIX用アプリケーション開発 (Mind Version 7 for UNIX)、MS-DOS用アプリケーション開発 (Pure Mind LITE 5.2)が出来るツールです。

唯一の(実用的な)日本語による開発ツールです。一般にプログラミングは英単語を並べて記述しますから、これに何となく抵抗を感じたり難しそうに思う方もいるかもしれません。そのような方にはMindがおすすめです。
まずは、無料のバージョン、Pure Mind LITE 5.2で日本語プログラミングの世界をお試しください。Windows版であるMind Version 7 for Windowsには豊富なライブラリが付属し、さらにWindowsアプリケーションの開発も出来ます。

次のような特徴を持っています。

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インストール方法

ここでは、無料のPureMindLITE 5.2のインストールについて説明します。PureMindLITE 5.2(ファイル名:MINDLITE.EXE)は、Mind-CLUB、またはNIFTY-Serveのパソコンシステム日本語環境フォーラム(GO FJAMES)で入手できます。

Pure Mind LITE 5.2は、以下の方法でインストールします。

  1. MINDLITE.EXEを実行します。これは、自己解凍の圧縮ファイルです。
  2. パッケージに含まれるMINDLITE.DOCに従って、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを編集します。または、

    を、setmind.batという名前で保存します。この場合は以下の手順で、専用のMS-DOSプロンプトを作成します。

製品版のMind Version 7.2 for Windowsはこちらからオンラインで購入できます。ダウンロードしたもの(EXE形式の圧縮ファイル)を解凍してください。その後、解凍してできたフォルダにあるsetup.exeを実行すると、開発環境(Mindワークベンチ)をスタートメニューに登録し、レジストリの設定を行ってくれます。

Mind Version 7 for UNIXはこちらからダウンロードして、無償で利用できます。Linux、Solaris上で動作します。最初にコンパイルが必要ですが、インストール手順の度胸面とが同梱されているおり、作業は非常に簡単に終了します。

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起動方法

次のどちらかの方法で起動します。

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サンプルプログラム

Mind 7用とPure Mind LITE 5.2用円周率計算のサンプルプログラムを用意しました。次の手順で実行します。

  1. pisource.lzhをダウンロード、解凍してください。Pure Mind LITE 5.2の場合は、こちらのページをpi.srcという名前で保存してもかまいません。
  2. (Pure Mind LITE 5.2の場合のみ) 起動方法で説明した方法で、Mind用のMS-DOSプロンプトを起動します。
  3. (Pure Mind LITE 5.2の場合のみ) pi.srcがあるディレクトリに移動します。
  4. Mind 7の場合は、Mind 7用のpi.srcをダブルクリックすると、Mindワークベンチで開いてくれますので、コンパイルします。ライブラリは"file"で十分です(Mindワークベンチの右下にあるボタンをクリックするとライブラリを変更できます)。
    Pure Mind LITE 5.2の場合は、"pmind pi c:\plite52\hfile"と入力して、コンパイルします。ただし、hfileのパスは各自の環境に合わせてください。
  5. "pi"を実行します。点の総数500、途中経過50で実行されます。"pi 5000 500"のようにすれば、点の総数と途中経過を変更できます。

Mindは標準では小数が扱えないので、円周率を1000倍した値を計算するようにしています。このため、点の総数が増えると精度が悪くなります。
さらにMind 7では乱数発生の単語がないので、簡易乱数発生のルーチンを追加してあります。かなりいい加減なアルゴリズムなので精度が非常に悪いのですが、乱数発生が主目的ではないので、とりあえず動くレベルだと考えてください。

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