« 2006年09月 | メイン | 2006年11月 »

2006年10月 アーカイブ

2006年10月01日

Vista RC1でSQL Server 2005 SP1

Vista RC1上でSQL Server 2005 SP1をインストールしようとすると失敗する・・・ようです。
#ネット上にはインストールできるという情報も見つかったりして、このあたり混沌としているように見えます。

私の環境では普通にやったらインストールに失敗しました。
SQL Serverのインストーラを動かすと、「既知の互換性の問題がある」とかなんとか言ってきます。
無視してインストーラを動かしたとしても、Native Clientのインストーラが見つからないとかなんとか言ってきます。

諦めかけていたのですが、試しにインストーラ(私が確認したのは sqlexpr_adv_jpn.exeですが、ツールなしのsqlexpr_jpn.exeでも同様ではないかと思います)を右クリックして[管理者として実行]を選ぶと、あっさりインストールに成功しました。
Admin権限を持ったユーザーでもインストールに失敗するあたりが Vista らしいです。

なお、SP1後の修正プログラムがあるようなので、それらもインストールするといいでしょう。
修正プログラムはMSのこちらのページから入手できます。
この修正プログラム、インストール順に決まりがあるようなので、必ず指定されて通りにインストールしましょう。

2006年10月12日

XML Notepad 2006

ちょっといいかも。

http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/dnxmlnet/html/xmlnotepad.asp (XML Notepadの解説)

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=72D6AA49-787D-4118-BA5F-4F30FE913628&displaylang=en (ダウンロード)

教科書レベルはともかくとして、XMLの辛いところは見ていて目がチカチカしてくるところ。
こういうツールが必要ですね。
過去にはAltovaのツールを使ったりもしましたが、個人的になじめなかったので。

XAMLの構造を勉強する時なんかには、この手のXMLツールは有用ですね。
(当然、複雑なXAMLをガリガリ手で書く真似はしません、Expressionがありますから)

Sandcastle Sep 2006 CTP

そろそろ Sandcastle にしないといけないのかな。
Sandcastle = ソースコード中のXMLコメントをMSDNっぽいヘルプファイルに仕立ててくれるツール

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=E82EA71D-DA89-42EE-A715-696E3A4873B2&displaylang=en

前に使ったという理由で現在の仕事でもNDocを使ってるんですが、Sandcastleも触ってみるくらいはしておく必要がありそうです。

2006年10月13日

Office 2007対応のVSTO Beta

Visual Studio 2005 Tools for the 2007 Office System (長い)のBeta が リリースされていました。
気づいてなかった。

ちなみに製品名としては VSTO Second Edition と呼ぶようです(かつてのOSを思わせる名前 /笑)。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=5012A573-0D84-4E39-983C-CA22F2107B07&displaylang=en

現在、Vista RC2上に英語版開発環境を構築しているので(当然 NetFX 3.0のため)、VSTO もインストールしてみます。
Office アプリケーション開発は楽しいです。

続きを読む "Office 2007対応のVSTO Beta" »

2006年10月14日

Vista RC2にOffice 2007, NetFx 3.0, WF, VSTO SE を入れる

何度インストールをやり直したか忘れましたが、ようやく次世代の環境が整いました。
投稿の寿命は短いですが、インストールの注意点などを整理します。

インストールしたもの、その順番は以下の通り。
不幸にして(笑)日本人に生まれてしまった方は、今の時点では日本語版と英語版との組み合わせも重要です(そのせいでインストールに失敗するものもありました)

全体を通しての注意点は、できるだけダブルクリックではなくて、[管理者として実行]でインストールすること(msi 形式のものはできません)。これを忘れるとどうなるのかきちんと検証していませんが、余計なトラブルを避けるためです。

・Windows Vista RC2 日本語版・・・普通にインストールをしてください、確認していませんが Vista RC1 でも以下と同じ開発環境が作れるのではないかと思います。
忘れてはいけないのは、.NET Framework 3.0とIISの機能を有効にすること。これを忘れるとあとで少しだけ悲しい思いをします(ただしそのタイミングで機能を有効にすればいいので、環境が作れなくなることはありません)。

・Office 2007 Beta2 日本語版・・・普通にインストールしてください。ただしBeta2のインストールが終わったらすぐにTRを入れるのがいいでしょう(念のため、いろんなケチがつかないように)

・Office 2007 Beta2 Technical Refresh 日本語版・・・http://www.microsoft.com/japan/office/preview/beta/getthebeta.mspx からダウンロードしてください。
インストールには思いのほか時間がかかります。

・SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services SP1 英語版・・・必須ではありません。個人的にSQL Server Management Studio Expressがないと困る(DBに弱い人)ので入れただけです。そうでなければ、Visual StudioのインストーラでSQL Serverも一緒に入れればいいと思います。
英語版を入れたのは、Visual Studioも英語版なので念のため。
インストール時の注意点としては、インストーラのEXEファイルはダブルクリックではなく、右クリックから[管理者として実行]すること。そうしないとインストールに失敗するようです(こんな風に失敗しました)。
http://msdn.microsoft.com/vstudio/express/sql/download/ からダウンロードしてください。

・Visual Studio 2005 Professional 英語版・・・できれば日本語版にしたかったんですが、どうしてもWFのExtensionのインストールに失敗してしまいます。ということで、仕方なく英語版を。Professionalなのは特に意味がありません。MSさんによるとExpressでもOKということです。
ProfessionalやTeam Editionでの注意点としては、MSDN LibraryはVisual Studioに同梱されたものを使うこと。サブスクリプションで送られてくるアップデート版のLibrary DVDを使うと、この後の Orcas CTP のインストーラが拗ねます。
このあたりOrcas CTPのReadMeにはちゃんと書いてるので、しっかり読んでからやる人には無用の忠告です。

・Windows SDK 英語版・・・http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=117ECFD3-98AD-4D67-87D2-E95A8407FA86&displaylang=en からダウンロードしてください。
デフォルトでインストールしてしまえばOKです。
インストールが終わったら以下の追加の作業が必要です。
Visual Studio 2005メニューの中の "Visual Studio 2005 Document" を起動して[Tools]-[Option]でヘルプのOnlineを "最初はローカル、次にオンライン" の設定にしてください。次に連結ヘルプコレクションマネージャで、Windows SDKでインストールされたヘルプファイルの参照を追加します。[管理者として実行]にしないとコケるようなので注意。
いったんDocument Explorerを閉じて、改めて開く際によきに計らってくれます。
この作業をしないと、次のOrcas CTPのインストール時に怒られます。

・Visual Studio Code Name ”Orcas” Community Technology Preview 英語版・・・http://www.microsoft.com/japan/msdn/windowsvista/getthebeta/default.aspx からダウンロードしてください。
インストール時の注意点は特になし。何事もなくインストールできます。
ただし事前の作業を忘れているとインストーラ起動時にメッセージボックスが出ます。その場合は前のステップに戻って作業を済ませてからOrcasを入れてください。

・Visual Studio 2005 Extensions for Windows Worlflow Foundation Beta 2.2 英語版・・・http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=5c080096-f3a0-4ce4-8830-1489d0215877&displaylang=en からダウンロードしてください。
重要な注意としては、Office 2007と組み合わせて使う時にはRC5ではなくBeta 2.2を使えとのこと。
インストーラを起動すると「他のWFはアンインストールするように」というメッセージが表示されますが気にすることはありません。

・Visual Studio 2005 Tools for the 2007 Office System Beta 英語版・・・VSTO SE です。http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=5012A573-0D84-4E39-983C-CA22F2107B07&displaylang=en からダウンロードしてください。
何事もなくインストールできます。


以上で次世代の開発環境一式のインストールが完了です。

問題はどれだけそれらを触れるかです>自分

Vistaへのアプリケーションのインストールでエラーコード 2869 が出た場合の対処

Vistaの製品版ではどうなるかわかりませんが、現在RC2へのアプリケーションのインストール時にエラーコード 2869 が出てインストールに失敗することがあります。

例えば、XML Notepad 2006 がそうです。

EXE形式のインストールセットであれば右クリックで[管理者として実行]を選択することで解決しますが、msi 形式ではそれが選べません。

対処方法としてはバッチファイルを作ります。バッチファイルの中身は "msiexec /i <実行したいmsiファイル名>" の1行だけです。
バッチファイルでは [管理者として実行] がコンテキストメニューに表示されます。

これでインストールに成功するでしょう。

2006年10月26日

Longhorn Beta 2 on Virtual Server

ようやく Longhorn の評価を始めます(遅すぎです)

開発系のネタではないということで別のブログに書きました。
一応手動トラックバックしておきます。

Beta 2 だということで、まだちょっと個性があるようです(笑)。

About 2006年10月

2006年10月にブログ「.NETの覚え書き」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2006年09月です。

次のアーカイブは2006年11月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34