技術ひろば.net の4月の勉強会で担当したショートセッション、「Office 2010 ベータで理解する App-V」のセッション資料です。
すっかり時間が経ってしまいました。
"Office 2010" とタイトルに付いていますが、今回に限っては大事なのは Office ではなく App-V のほうです。
仮想化技術というと、まずはサーバーの仮想化技術が思いつくかもしれません。
が、仮想化はそれだけではなく、クライアント環境の仮想化もあります。さらにクライアント環境の仮想化は、デスクトップの仮想化(MED-V, VDI)とアプリケーションの仮想化に分けることができます。
App-V はアプリケーションの仮想化技術にあたる技術。
ただ、アプリケーションの仮想化というのが、言葉だけではなかなか実感しにくい技術のような気がします。
そこで Office 2010 を通して、App-V を体験してみようというのが今回のセッションのテーマです。
(Office 2010では配布方法として、通常のインストールの他にApp-Vという選択肢もあります)
ライセンス管理など企業のコンプライアンス、配布/アップデートのコスト低減などを考えると、アプリケーションの仮想化を含めたクライアント環境の仮想化は今後重要になってくると思います。
まずは Office 2010 の利用を通して、App-V を体験してみるのもおもしろいと思います。