Silverlight 2 Beta 2 でデータベースにアクセスしたい場合、今後の方法(.NET Framework 3.5 SP1 から可能)としては ADO.NET Data Services を使う という手があります。
もう一つが WCF と組み合わせる方法。
これについては Silverlight の公式サイトの チュートリアル に実際の手順が載っています。
チュートリアルの手順に沿って、WCF サービスを Web アプリケーションプロジェクトに追加すれば、確かにデータアクセスは可能。
かつインターフェイスとコードを分離できるという意味で、論理的にはきれいな作り。
ただし単に 「Silverlight でデータアクセスしたい」 という目的のためには、ほんの少し面倒なところがなくもない。
そういう時は WCF サービスの代わりに、Silverlight-enabled WCF Service (Beta 2 の時点では名前が日本語化されていない) を使うといいです。インターフェイスなしでいきなりクラス定義をするスタイル。さらに web.config に手を入れずに使える状態になっています。
WCF らしく、複数のバインディングで利用する予定(または可能性がある)のであれば WCF サービス、Silverlight でデータアクセスしたいだけなんだよという場合には Silverlight-enabled WCF Services を使うといいでしょう。