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Written by:
瀬尾 佳隆
2009/03/09 0:24
"Oslo" を評価するための環境の作り方。現時点では、Jan 2009 CTP Refresh が最新です。
- (Oct 2008 CTP または Refresh 前の Jan 2009 CTP をすでにインストールした環境の場合)
- Microsoft Codename "Oslo" SDK CTP Setup Temporary Files をアンインストール
- Microsoft Codename "Oslo" Repository をアンインストール
- Microsoft Codename "Oslo" SDK をアンインストール
※Refresh 前の Jan 2009 CTP の環境に上書きインストールしようとしてみましたが、Refresh なインストーラが拗ねて動いてくれないようです。アンインストールしてあげましょう。
Oct 2008 CTP な環境の場合もダウンロードページの言いつけに従ってちゃんとアンインストールしてください。
- SDK インストール前に
- OS の準備・・・対応している OS は
Windows XP SP2, Windows Server 2003 R2, Windows Vista, Windows Server 2008
のいずれか。
- .NET Framework 3.5 SP1 ・・・実行時に必要です。
- Visual Studio 2008 SP1 ・・・サンプルのコンパイル、実行に必要とのこと。"M" 言語でちょっと遊ぶ程度なら必須ではないようです。
Oslo SDK 自体がそれなりのペースで更新されることを思うと、VS 2008 も評価版を使うという手もアリかも。
- SQL Server 2008 ・・・リポジトリ(作ったモデルを格納しておく場所)のため必要です。
逆に言うと、リポジトリなしでよければ("M" 言語でちょっと遊ぶ程度なら) SQL Server はなくてもいいのですが、これもできれば用意しましょう。Oslo の魅力が半減してしまいます。
Express Edition でも行けそうな気がしますが、私自身は試していません。
- VSTO 3.0 ・・・Oslo のダウンロードページには明記されていませんが、"M" Add-In は Excel 2007 with .NET Programmability Support な環境が必要だと言っているので、VSTO もインストールしましょう。
VS 2008 Professional 以上ならば一緒に入るはずなので別途ランタイムのみを用意する必要はないはず。
- Excel 2007 ・・・"M" Add-In for Excel のためには必要。ただし必須ではありません。
"M" Add-In をしなくても、リポジトリの中身をちょっと覗くのに便利なので持っているに越したことはありません。
- "Oslo" SDK Jan 2007 Refresh のインストール
- ダウンロード・・・こちら からどうぞ。
- インストール・・・普通のインストーラなので、難しいことはありません。
まずは Repository のインストールが始まります。素直にインストール。
続いて "Oslo" SDK 自体のインストーラが自動的に始まりますので、当然こいつもインストール。
以上で、"Oslo" の評価ができます。
参考までに私自身の環境を紹介します。以下は私がインストールした順番。
- Vista Business SP1 (x86) ・・・特に理由はありませんが、まあこの程度の OS で
- Office 2007 Professional ・・・単に Excel だけのメディアを持っていないから (^^;)
- SQL Server 2008 Developer Edition ・・・MSDN がありますから
- Visual Studio 2008 Professional SP1 ・・・"Oslo" で遊ぶ分にはとりあえず上位エディションは不要なので
- "Oslo" SDK Jan 2009 Refresh ・・・これがないと評価できないでしょ!(あらかじめ Refresh 前の SDK はアンインストール)
- EmEditor ・・・Intellipad があるとはいえ、やはりちょっとした用途には使いなれたテキストエディタがあると、精神的にいいような気がして。
- Adobe Reader 9.0 ・・・M" の言語仕様書をはじめ、いくつかの重要な資料が PDF で公開されています。これらを見るのに必要なので。
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